エリコ新聞

小林エリコのブログです。

日記

トークイベント、ありがとうございました!

下北沢のB&Bでの鈴木大介さんとのトークイベント、大盛況のうちに終了しました。 かなりの人数の方が来てくださって、とても嬉しかったです。 そして、鈴木大介さんからキキララの星の馬車をプレゼントしてもらいました。 昨日のトークイベントで鈴木大介さ…

イメチェン

新年、髪をバッサリ切った。ここ5年くらいずっと髪の毛を伸ばしていた。理由はといえば「普通の人になりたいから」である。大抵の女の子は髪の毛が長い。それはリンゴが赤いからと同じくらいの理由で長い。髪をショートにしているのは、年がいった女の人が多…

出家

昨日、気がついたらハタハタと涙を流していた。なんなら嗚咽もしてしまう。あれ、どうしたんだろう、私。 ここのところ、自分と他人を比較してとても落ち込んでいた。結婚もしていないし、子供もいないし、貧乏だし、私はこの先大丈夫なのだろうか。 ああ、…

指輪をもらえなかった人生

ここのところ、ひどい鬱になっていた。起きるのも困難で、泣いてばかりで、頭がおかしくなってしまったと気がついてとても悲しかった。精神科の先生に泣きながら「死にたいです」と何度も伝えたら、たくさんの抗うつ薬を出してくれた。私はそれらの薬を寝る…

人生の問いに答える

金曜日は短大時代のお友達のえりこちゃんの家族と遊びました。 えりこちゃんの旦那さんが「お台場にエリコさんを連れて行こう」と提案してくださって、旦那さんの車で子供達を連れてお台場に行きました。私は免許を持っていないので、車で都内を走り、お台場…

10代に復讐されている

Noteの方で、ずっと自分の10代について書いている。 https://note.mu/sbsnbun この文章を書いていると、10代の頃の自分に丸ごと飲み込まれ、乗っ取られてしまう。いじめの記憶も、人を好きになった事も、まるで今起こっていることのように感じられて、涙を…

声が出ない

先週、風邪を引いた。喉が痛いのをこらえて外出して友達に会っておしゃべりしたら、次の日声がかすれて出なくなった。一人暮らしだから、喋れなくてもそんなに不便はないのかと思っていたんだけれど、スーパーやドラッグストアで一言も話せないと店員さんと…

紙ものまつり、ありがとうございました

紙ものまつり、無事に終了しました!来てくださった方、ありがとうございました。 今回は会場がアットホームな感じだったので、お客さんとたくさんお話ができて楽しかったです。私はしゃべりだすと止まらないのですが、みなさんおおらかに話をしてくださいま…

40歳

子供の頃は40代に憧れていた。私は40にして人は惑わずという言葉を信じていたのだ。現実に40代になった今、憧れていた現実からは程遠く、子供の頃とちっとも変わっていない。日々落ち込んだり、悲しんだり、さめざめとして過ごしている。 40歳にして家庭を持…

胃が痛い

胃が痛い。二週間前くらいからずっと胃痛なのだ。胃が痛くなる前の週、日本列島は尋常じゃない暑さであった。私は日々の猛暑のため、食欲が失せてしまった。考えた末、グレープフルーツやらバナナやら豆乳やらをミキサーでじゃかじゃか混ぜて、さらに氷も投…

誕生日会

昨日、誕生日でした。多分、大人になったら、誕生日会は自分で開かない。せいぜい、ケーキを買って1人で食べて何と無くやり過ごす程度のものだと思う。しかし、私は自分の誕生日を1人で過ごすことが耐えられなくて、友達を呼んで誕生会を開いた。 最高に楽し…

異邦人として

一週間前から風邪を引いている。小康状態になったので仕事に復帰したのだけれど、うつも併発してきて、熱もぶり返して、仕事を早退して週末は家にこもっていた。一度の風邪で二回病院に行っているので、かなり重症だ。いや、風邪が治ったと思い込んで先週サ…

コミティア、文学フリマ、ありがとうございました

5月5日のコミティア、5月6日の文学フリマ、来てくださった方、ありがとうございました。 お菓子をくださったり、お声がけしてくださったりして励みになりました。 コミティアですが、初めて寝坊をしてしまい、遅れて会場に着いたものの、サークル入場が終わ…

名もなき花

恥ずかしい話だが、過去のことをとても引きずっている。大人としてかなり「いい歳」になっているのに、子供の頃の不満や不遇を嘆いている。仕事の帰り道なんかにちょっとした暇ができると、頭の奥の方からポロポロ過去の思い出が湧き出てくるのだ。満たされ…

終わった家族

父に8年くらい会っていない。父と最後に会ったのは、生活保護を受けている時だった。父に暴言を吐かれた私は父と絶縁して、それきり一度も会っていない。 人間というのは浅はかなもので、最近働き始めて心身共に健康な私は父に会ってもいいかなと思っている…

みじんこ洞閉店に寄せて

みじんこ洞が15日で閉店になる。とても悲しい。みじんこ洞はお友達のみじんこさんとみじんこさんのお母さんの二人で切り盛りしているお店だ。 私がみじんこさんに初めて会ったのは10年以上前になる。精神病新聞を作ることで社会との接点を保っていた無職時代…

花見、花見、プリキュア

抽選で無料のライブが当たり、3月下旬にお友達とライブに行った。会場は新木場のスタジオコースト。 昔はライブ会場では確実にモッシュをしていたが、今はそういう文化がないし、体力的にも厳しいので、後ろでぼんやり聞いていた。フロアも突っ立っている人…

晴れた日は学校を休んで

高校生の私は泣いてばかりいた。うつ病によるものもあったのだと思う。しかし、行きたい進路を親に反対され、目指していたものを目指せなくなった私は自分の将来が描けなくなっていた。目指していたのは「美大に行く」ただそれだけだったのだけれど、普通の…

私の銀河鉄道の夜

私は高校生の時、自分に全く価値がないと思っていた。生きているのが苦痛であったし、自分にお金を使うのも嫌だった。学校の成績も悪く、これと言って秀でたものもない私はいつも肩身が狭かった。 家に居たくなくて、公園で時間を潰した。夕暮れの公園でジャ…

週末のこと

今週末の金曜日は急遽お友達のうなぎパイちゃんと飲みに行った。先週、あまりにも辛い出来事があり、一人で悲しみを癒すことができなかったからである。今、自分が一番気に入っているスポットの鶯谷で落ち合うことにした。孤独のグルメにも出てきたという「…

ボードゲームの1日

漫画家のピョコタン先生のオフ会に時々参加をしている。その時に、知り合った人から「アイソポス会」というボードゲームをやる会を教えてもらって、私も参加するようになった。前回はアイソポスをやったのですが、今回は私の要望によりカタンにしました。 カ…

こだまさんと爪切男さんのトークイベント「全員病気」に行ってきた

今日はこだまさんと爪切男さんのトークイベントが阿佐ヶ谷ロフトで行われたので行ってきました。 お店に行く前に、鶯谷で銭湯に入り、サウナをキメて、センベロ居酒屋で酒も体に入れておいた。歳をとると、物事に感動できなくなってくるので、アルコールを飲…

真っ暗闇だった10代

10代というのは人間が一番美しい時期だと思うが、私は真っ暗闇だった。思い出すと目頭が熱くなる。今しがた、本を読んでいて、自分がどう生きてきたのかを考えていたら昔のことが脳裏に浮かんできて消えない。 小学校、中学校といじめに遭っていた。私は小学…

大阪のお友達

連休の話をする。9日の金曜日にタケシゲさんが泊まりに来た。タケシゲさんは大阪でシカクというミニコミのお店をやっている。ミニコミを書いているので、その関係でシカクを知って、納品のためにメールをしてから交流が始まった。タケシゲさんと仲良くなった…

週末、友人宅で

私には同じ名前の友人がいる。えりこちゃんは結婚して子供が二人いる。 木曜日にえりこちゃんの家にお泊まりに行くことになり、私は張り切っていた。子供たちとゲームをするために、任天堂Switchのコントローラーと新しいゲームソフトを買った。子供の頃、ゲ…

面接に行った会社が宗教だった話

私は就活では一社も受からなかったと公にしているが、実は一社だけ内定をもらったことがある。その話をしようと思う。 短大2年の夏、学校に来ている求人票を眺めていた。軒並み低い月給の中、手取り17万という文字が目に止まった。私はそれをまじまじと眺め…

白状する

中学時代、体の各所に異変が生じていて、大学病院を回っていたためたくさん学校を休んでいた。 担任が真面目な顔をして、私にこっそり言った。 「小林、お前は中学を卒業できるだけの出席日数がない。けど、ごまかしておいたからな。」 私はいたって真面目な…

おしゃべり4時間

今日は有給を使って、お友達のえりこちゃんとお昼ご飯を食べた。 訪れた店内にはなぜかコタツがあり、二人して足を突っ込んでご飯を食べながらおしゃべりをする。女はおしゃべりをしないと死ぬと思っている。口を動かさないでいると頭の中にゴミやチリが溜ま…

年末と新年のこと

今年は仕事納めの次の日に実家に帰った。今までは大晦日と元旦くらいしか実家に帰らなかった。なんとなく、母に対して居心地の悪さを感じていて、長居をしたくなかったのだ。 早く帰ろうと思ったのには理由があって、年老いた母のことを考えると、もうちょっ…

2017年を振り返る

とうとう今年もおしまいです。 今年の私的なニュースといえば、本を出版したことでした。 池袋の三省堂でどーんと平積み。 もともとこの本はミニコミ(同人誌)として文学フリマで販売したものです。 こうして、一冊の本になるのはとても感慨深いです。 特に…