昨日、誕生日でした。多分、大人になったら、誕生日会は自分で開かない。せいぜい、ケーキを買って1人で食べて何と無くやり過ごす程度のものだと思う。しかし、私は自分の誕生日を1人で過ごすことが耐えられなくて、友達を呼んで誕生会を開いた。
最高に楽しい誕生会を開いてる pic.twitter.com/rDTGtdSux8
— 小林エリコ わたしはなにも悪くない 連載中 (@sbsnbun) 2018年7月8日
子供の頃は友達を呼んで誕生会をしたことがなかった。近所の子の誕生会に呼ばれたことはあったけど、自分の家で開いた記憶はない。まあ、よくよく考えてみれば、私はいじめられていたし、呼んでもきてもらえそうにないので、開かないのが正解だったと思う。その後遺症なのか、大人になって友達ができたら、祝いたくてたまらないという状態に陥っている。
1人でお昼過ぎから生春巻きを作ったり、マグロとアボカドを切ったり和えたりして、友達が来るのをワクワクしながら待っていた。
集まったメンバーはお花見の時と同じメンバーなのですが、おつまみを持ってきすぎて、テーブルに乗り切らなくなった。ワインを持ってきてもらったり、ケーキも持ってきてくれたりして、「ああ、生きていていいんだな。友達っていいな」と泣きたいような気持ちになった。思えば、私の人生は半分以上、ろくなことがなかったと思う。こんなに後半になって巻き返してきているので、人生はわからない。
今日は友達が集まってくれて、韓国のお土産もくれた、ボーナスみたいな日でした。一年間死なないで頑張ります pic.twitter.com/C5MAuTsYzI
— 小林エリコ わたしはなにも悪くない 連載中 (@sbsnbun) 2018年7月8日
友達が韓国土産をたくさんくれた。「エリコさん、ポケモン好きでしょ!」と言ってピカチュウのパックとかジュースとか色々もらった。ペンの形をしたマスカラももらった。(作家だから、ということだそうです)
みんなで、ワインを飲んで、おつまみを食べながら、私が出たハートネットTVをみて、やいのやいの言っていた。楽しくて、酔っ払いすぎて、あんまり覚えていないが、気がついたら、友達が片付けをしてくれていた。
過去のことを思い出すと、ろくな思い出がないのだけれど、これからはいい思い出をたくさん作っていきたい。