エリコ新聞

小林エリコのブログです。

2016-01-01から1年間の記事一覧

殺される側からの言葉、「母よ!殺すな」

最近読んで素晴らしく面白かった本。 素晴らしく面白かったって、言葉として変な気がするけど、素晴らしい本だし、面白かったので良いとする。 「母よ!殺すな」は脳性麻痺の当事者が書いた本である。タイトルの「母よ!殺すな」は母親が脳性麻痺の我が子を…

さっちゃん来島

まーこさんのお友達さっちゃんが飛行機の二便でやってきた。さっちゃんとは昔何回かあったことがあるかもしれないけど、込み入った話はしたことがないので、ほぼ初対面でした。さっちゃんの印象は「南国の鳥」でした。後ろ髪が真っ黄色だったからです。美容…

八丈島旅行(前編)

亀に乗って八丈島に旅行に行ってきました。嘘です。飛行機で行ってきました。 出発予定の飛行機が台風で欠航になり、行けるか不安になって予定を早めて八丈島に向かいました。 八丈島はお友達のまーこさんが住んでいて、冬にも行ってのですが、とても楽しい…

西原理恵子の恋愛指南書。「いいとこ取り!熟年交際のススメ」

あらかじめ言っておくと、この本は活字である。西原理恵子は漫画家である。多分、漫画家西原理恵子が好きな人は買わないかもしれない。 ちなみに、私は中学生の時から西原理恵子のファンで、西原理恵子が書いているのならば何でもかんでも買っていた。チクろ…

思春期の少女の感情を描いた吉田秋生の「桜の園」

舞台はとある女子校である。 誰にでも少女の時はあった。 少女の怒りや悲しみや戸惑いを描いた桜の園は非常に細やかに感情を描写している。 女の子が女になる時には一種の罪悪感に襲われる。 それは自分の意思と反して成長していく体が、男性にとって性の対…

インド映画では「きっと、うまくいく」が最高峰かと

映画カテゴリを作っていたのですが、途中で映画について書くのがいやなり、カテゴリを消してしまいました。でも、せっかくだから後で映画の記事を映画カテゴリに移動します。 貧乏性なので、書いた記事が埋もれているままなのがかわいそうなので・・・ 日記…

自殺した漫画家、山田花子「神の悪ふざけ」

私が山田花子を知ったのは新聞記事だった。記憶では新聞のはずである。ただ、私が住んでいる町には山田花子の漫画はなかった。 東京にでてから手に入れることができた。 山田花子の漫画はひたすら暗い。暗いのだが、嫌な気分にならない。 むしろ納得しながら…