エリコ新聞

小林エリコのブログです。

花見、花見、プリキュア

抽選で無料のライブが当たり、3月下旬にお友達とライブに行った。会場は新木場のスタジオコースト

昔はライブ会場では確実にモッシュをしていたが、今はそういう文化がないし、体力的にも厳しいので、後ろでぼんやり聞いていた。フロアも突っ立っている人が多かった。でも、在日ファンクの時は盛り上がっていた。初めて生で見た在日ファンクは非常にかっこよく、自然に体が揺れる。目当てのCHAIも見たので、友達と二人で会場を後にした。

新木場駅前の桜が満開で花見をしている人がいるので、友達とふたり、コンビニで缶チューハイを買って花見としけこんだ。お互い仕事など様々な近況を話した。街頭に桜が照らされてとても綺麗だ。綺麗な桜の下で話すのは不景気な話ばかりだが、そういう話をだれかと話せるのはありがたい。人に話さないと自家中毒を起こしてしまうし、世界中で不幸なのは私だけの気がしてしまう。薄ら寒い中、時間を忘れて語り合っていたらあっというまに時間が経ってしまった。お互い「またね」と言って帰路についた。

お友達の子供とプリキュアの映画を見に行った。プリキュアを堂々と見れることに喜びを感じながら、意外と大きいお友達も見にきていることに気が付いた。私が昔見にきた時は、大人の二人連れなんていなかったような気がしたが。それに、映画の中でプリキュアアラモードの長老が「ライトを持っていないお友達は(全員プレゼントのライトを大人はもらえない)胸の中でライトを振ってくれジャバ」と言っていたので、大人も堂々と見にきていいみたいだ。お隣に座る子供と一緒に映画をみる。子供は一生懸命ライトを振っていた。

その後、子供のお母さんと世間話に興じる。私にとって母親の世界は未知なので、聞いていて面白い。話を聞いていると寝る間もないくらい忙しいそうだ。母や妻になったことがないので、その苦しみはわからないのだが、同じ女として理解をしていきたい。そういえば、最近読んで面白かった信田さよ子の家庭収容所は理解の助けになった。

4月に入り、花見をした。お友達4人で集まる。友達の一人が「花見やるなら、おしゃピクにしなきゃと思って百均で色々買ってきた!」とたくさんの紙皿やらおしゃれなご馳走を持ってきた。お洒落なご馳走の中身はドライフルーツやサンドイッチやペペロンチーノ、イチゴなど。おしゃピクの存在を知らなかった私はハッシュタグで検索してみたら、おしゃピクが大量に出てきた。

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しかし、場所取りがうまくいかず、水を抜いた川のあたりにレジャーシートを敷いたら下水の匂いが時々してくる。

「臭ってきたら、酒をぐっと飲めばいいんだよ」とナイスアイデアが出てみんなでストロングゼロとかのおしゃれじゃないお酒を飲む。気心の知れた友達とたわいもない話をする。こういうことができるうちが幸せなんだと思う。

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