エリコ新聞

小林エリコのブログです。

社会人の春休み

社会人に春休みはない。春休みがあるのは幼稚園と小学校と中学校と高校と大学だけである。この時期の社会人は年度末という謎の生物に襲われている人が多いです。

私は社会人と言っても大して役割を与えられておらず、お給料も半端な感じのなんちゃって社会人なので、年度末の忙しさがメキメキとくる感じではない。いつもと違うイレギュラーな仕事が増えるけれど、まあ、多少残業すれば帰れるかな、という感じです。

しかし、そんななんちゃって社会人にも有給休暇というものが与えられているので、その実力を行使して友達の子供と花やしきに行ってきた。

私は浅草及び花やしきが好きである。建物が古いし、あんまり気取った感じでなく、なんとなくだらけていて肩に力が入らない街。ホッピー通りがあって昼から飲める街、それが浅草。遊園地なのにビールがある、それが花やしき

花やしきではメリーゴーランドに乗ったり、空中を移動するゴンドラに乗ったりして、遊園地を満喫した。花やしきの素晴らしさは遊園地でありながら、ほとんどの乗り物にほぼ待たないで乗れることである。

友達の子供たちは本当に可愛く、心の柔らかい部分がぐいぐい指圧されてしまう。

私って子供がこんなに好きだったっけ?と考えると、思えば私は子供が嫌いだった。中学生の時に幼稚園児と遊ぶ実習があったんだけど、私は子供たちに心底嫌われ、鼻くそババアと言われて、子供って全く可愛くないと思ったのだった。

それから二十年以上たった今、友達の子供という、一切血のつながりがない子供によってその辛さが癒されているので、人生はよく分からない。

けれど、自分の子供が欲しいかと聞かれたら、悩んでしまう。他人の子供でもこんなに可愛いのだから、自分の子供はもっと可愛いのだと思うが、育児漫画を読んで、乳幼児にマメに授乳しなければならないとか、泣き止まないとかの時に、自分が頑張れる自信がなく、将来反抗期を迎えた時にクソババアと言われたら心が折れそうだし、何十年もかかる子育てを遂行できる気がしないし、毎日、家族の分まで、ご飯を作り、洗濯をし、掃除ができるのか不安である。

まあ、不安とはいえ、今は家庭を作る予定もないので、その不安は棚上げしておきます。

花やしきで、忍たま乱太郎の3Dアニメがやっていたので見た。以外としっかりしたアニメであった。ちなみに、この日、私はクリーミィマミのコンパクトをファッションアイテムとしてカバンにつけたら子供たちに大人気だった。古いアニメだけど、知っているそうだ。ああ、かわいい。君たちはネガとポジみたいだね。(クリーミィマミに出てくる妖精)

ずっと子供達優先で遊んでいたため、大人の私と友達も遊びたい!となって、スペースショットという激しめのアトラクションに乗った。

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花やしきって古くていいよねー、とか和やかに話していたけど、スペースショットはすごく怖かった。私は絶叫した。大人でアラフォーの二人は失禁を心配していた。しかし、失禁しなかったので、まだ尿漏れパッドのお世話にはならないです。

最近は、どちらかというと死にたくなるほどの寂しさには襲われないです。一時期、このブログで暴力的なことを書いていたので、その節は本当にすみませんでした。

ほぼほぼ元気だし、子供はかわいいし、人生はまあ楽しいです。

悩み、悲しみ、怒り、喜ぶ人生。

あと、投稿マヴォに新作漫画を投稿しました。

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