新刊「私たち、まだ1回も生き切っていないのに」の発売を記念して、トークイベントを開催することになりました。出演者は新刊「芸は身を助く」に登場したミニコミ誌「車掌」の編集長塔島ひろみさんです。
塔島さんは、企画の面白さもすごいのですが「車掌文庫」では自分の子育てについても書いており、その中に出てくる素敵なエピソードとして「お金がないので、ほぼ肉を食べないのだが、トンカツがこの世に存在することを子供に知られないようにしていた」というエピソードがとても好きです。他にも、住んでいた自宅の天井が木製ゆえたわんできたところを突っ張り棒で支えていたなど、信じられないエピソードが多く、車掌関係のお知らせが郵送で来るときも、一度使った封筒を再利用しているなど、とにかく力強いです。
一度、「車掌」で「トレーディングカードをつける」というのをやった時、カードを入れるのが子供のテスト用紙だったりしたのも、懐かしい思い出です。
ミニコミを作るという形で長い間、関わってきた塔島さんと登壇できるのは非常に楽しみです。
ミニコミというのはマスコミの対義語にあたり、本当に小さな領域なのですが、そこに集まった人たちは似たような背景を持った人が多いような気がしています。
ぜひ聴きに来てください。
【日程】2021年12月18日(土)19:00〜20:30
【会場】本屋lighthouse幕張支店
【定員】店内:10名 配信:無制限(ツイキャス利用)
新刊をご購入いただいてから聞くと、より一層楽しめると思います。