エリコ新聞

小林エリコのブログです。

2023年をざっくり振り返り

1月8日

本屋lighthouseのおでん会に牟田都子さんが来たので、「わたしはなにも悪くない」の校正をしてくれたお礼を言いに行った。「文にあたる」にサインをいただいた。

 

1月11日

PUNPEEのライブを見にタケと中野サンプラザへ。ステージがゴージャスでゲストも豪華。客演のOMSBの声量の大きさとラップの刻み方に感動する。オッドタクシーつながりでスカートさんとMETEORさんも出演していた。ツアーのTシャツを並んで買ったけど、大きいサイズが売り切れて少し小さいMサイズを買う。

 

2月16日17日

大阪にタケと旅行。滅多に休みが取れないタケがたまたま連休になったので、急遽決定。お世話になっている大阪の書店「シカク」と「清風堂書店」に挨拶しに行く。「清風堂書店」にエリコ新聞を置くきっかけになったのは、店長さんが道を歩いている時に、落ちている紙切れを拾ったら、それが「エリコ新聞」で、面白い内容だったので、連絡をくれた。大阪には「シカク」にしか配布していないけど、「シカク」のある此花区とはずいぶん距離が離れているので、どこから舞い込んだのか謎。

 

3月5日

梶本さんと逆襲さんたちと、ドンブラザーズの公演を見にG-ROSSOへ。一度、G-ROSSOに行ってみたいと思っていたので、感激。間近でスーツアクターを見ることができて、胸に迫るものがあった。お神輿に乗った暴太郎も見られて大満足。推しの犬塚はぼんやりしていて、コメントも薄く、今後の伸びが期待できない。犬塚のアクスタが割引されていたので、記念に購入。

 

3月14日15日

大阪出張。長いこと非正規で日雇い事務員として生きてきたので、出張とは縁がない人生だったが、45歳にして、初出張。かといって、正社員になったわけではないので、気を引き締めて仕事をした。

 

4月1日

タケとムーミンバレーパークに行く。人間のスナフキンが見たかったのに、いなくて残念。

 

4月6日

朝日新聞全国版に兄からの性暴力被害についての取材を受け、記事が載る。

 

4月8日

徳利ライブ。徳利のファンになってから、自分は一体どうしてしまったのかと思い悩むことが増えた。今、ヒップホップが好きなのだけれど、徳利はヒップホップの中では異色の存在だし、徳利本人もK-POPばかり聴いていて、徳利の本当の姿が自分の中でうまくピントが合わない。徳利は何を目指しているのかと考えるが、徳利は徳利をやっているのであって、ファンがいちいち悩むことではない。

 

4月28日

筑摩書房のPR誌「月刊ちくま」に草下シンヤさんの新刊の書評を書く。

 

5月12日

Awichのライブへ。初めて見るAwichはバリバリにカッコ良かった。客の女の子が「可愛い〜! 可愛い〜!」を本人に向けて連発していて、不安だった。

 

5月21日

文学フリマ出店。毎回出ているので、出ないとなんかモヤモヤするので、出ている。しかし、最近、出店者が増えているのと、プロの人たちが増えてきて、会場の雰囲気が昔と変わってきた。もっと売り上げを伸ばしたいのだが、なかなか伸びない。

 

5月27日

パシオン赤坂の徳利一日店長を見に行く。開店して10分後くらいに入ったら、客が私しかいなくて恥ずかしかった。赤門饅頭を徳利さんにあげた。

 

6月1日

大阪で講演会。会場は満員御礼。人前で話すのが久しぶりなので、緊張した。主催者の人たちにとても良くしてもらった。講演会に呼ばれるのはなぜか関西方面ばかりで、不思議だ。

 

7月8日

自分の誕生日。とうとう46歳。長生きしすぎだ。50歳くらいで死にたい。

 

7月16日

車掌のカルタの展示を見に高円寺のグッドマンへ。6000枚のカルタを展示するという狂気のイベントで、編集長の実力を堪能できた。

 

7月23日

徳利とゆっきゅんのツーマンライブへ。神イベントだった。二人が歌うゲット・ワイルドが忘れられない。リミックスでもなく、普通にオケを流して人の曲を堂々と歌うストロングスタイルに痺れる。徳利さんは金髪になってから、どんどんライアン・ゴズリングに似てきた。

 

8月5日

自分が企画した講演会「家庭内での性暴力と複雑性PTSD」を東大で開催。講師は信田さよ子さん。私が子供の頃は、家庭内で性暴力があるという情報がどこにもなく、こんな異常な体験をしているのは世界中で私だけだと思っていたが、会場でたくさんの拍手をもらい過去の自分が癒された気がした。

 

8月21日〜24日

タケと八丈島へ旅行に行く。お友達のまーこさんが住んでいるので、ずいぶんお世話になる。久しぶりの八丈島はやっぱり楽しくて最高。また行きたい。

 

 

9月12日

エルマーの冒険展へ行く。日本での開催は初。子供の頃、大好きな童話で、何回も図書館で借りて読んだ。原画は驚くほど小さくて、緻密。グッズを大量に買う。

 

10月27日

OMSBのワンマンライブへ。最初のDJが長くて疲れてしまったが、OMSBの登場で元気になる。MCをほぼ入れず、客演もあまりない状態でぶっ続けでラップ。どれだけの声が体に眠っているのか。聴きたい曲が全部聴けて、放心状態で帰宅。

 

11月4日

西葛西のインド祭りへ。美味しいご飯を食べ、インドの可愛い服やアクセサリーを買う。

 

11月5日

Awichのアリーナツアーへ。Kアリーナというできたばかりのホール。全席がみっちりと埋まり、ダンサーもたくさん出て、ステージもお金がかかっていた。しかし、チケットが高い。強制的に買わされるポスターと送料、手数料を払うと一万円近くする。今後は世界デビューも控えているので、もう行けない(行かない)だろう。

 

11月11日

文学フリマ東京に出店。新刊は「実の兄から性暴力を受けた私がカウンセリングで複雑性PTSDの治療に取り組んだ記録」という長すぎるタイトル。今作は絶対に売れて欲しいので、どれかのワードに引っかかってくれと願いを込めた。値段もできるだけ安くしたせいもあり、1日で54冊売れ、ネットでショップでも30冊くらい売れたので安心した。あとは在庫を捌いていくのみ。

東京では模索舎、雑貨と本gururi、エトセトラブックスで販売中。

大阪ではシカクで売ってます。

ネットショップはこちら。ピクシブアカウントが必要です。

erikokobayashi.booth.pm

 

11月18日19日

福島の被災地バスツアーへ知人に誘われて行ってきた。最近ではニュースでも現地のことをやらないので、生で見られて良かった。しかし、放射線が高いところで体が痛みだすし、帰ってきたら風邪を引いて寝込んでしまう。

 

12月20日

東京新聞に家庭内での性暴力について取材を受けた記事が載る。

www.tokyo-np.co.jp

 

12月25日

タケサンタがすごくいいブランケットをプレゼントしてくれた。肩にかけると芯からポカポカしてくる。職場に持っていき、膝にかけたり、休憩室で毛布がわりにしている。

 

今年はカウンセリングを受けて2年目なのだけど、寝る前に昔のことを思い出して眠れないのが明らかに減ってきた。来年もカウンセリングを頑張る。新しい職場の東大は環境がとても良く、転職して本当に良かった。来年も死なない程度に生きていきたい。