エリコ新聞

小林エリコのブログです。

認知と記憶

放送大学が私の家のテレビでも映ることを知り、どんな授業をやっているのか見ていたら心理学とか認知療法とか興味のある事についてやっていたので、録画しておいたのを今日見ました。

認知と記憶についてのことが興味深かったです。

テストで皆に同一の事故の映像を見せて「これは車がどうなった映像ですか?」と複数の人にたずねます。

「激突した」「衝突した」「接触した」「かすった」など皆答えは様々ですが、興味深いのは皆同じ映像を見てるのにいろんな答えが出てその答えが一つのことに集中せずどの答えも40%〜50%くらいでした。

人によって認知がちがうということです。

「その車のガラスは割れたか」という質問を一週間後に皆にしました。実際は割れていないのに割れたと答えた被験者が1割くらいいました。(すみません、ここのあたりはうろ覚えなので数字は少し正確ではないかもしれません)記憶も皆曖昧です。

さらに、「幼い頃に性的虐待を受けたと言う人の記憶は正しいのか」というドンピシャな内容も出てきて必死に見ていました。

しかし、「それぐらいの強烈な体験の記憶を自分で創りだすのは難しい、実際に虐待は行われたのではないか」と言う見解と「成長してから似たような体験をし てそれをもとに過去の記憶を作り出しているのではないか」と言う見解もあり、今のところはどちらが正しいのかはっきりと分かっていないそうです。残念。と いうか、私の場合は20歳過ぎてから、兄に確認したところ、はっきりと兄が「した」と言っていたので行われてたと思います。