エリコ新聞

小林エリコのブログです。

当事者研究の進め方

今度の当事者研究ミーティングで司会を頼まれたので、べてるの人たちに進め方を聞いたりしてます。

Nさんに聞いたものは

① 場の力を信じて任せること。
②苦労の経験を皆から教えてもらう感覚、分かち合う感覚で司会をすること。
③当事者研究のテーマと同じような苦労をもって いそうな仲間に、なるべく多く「似た経験がありますか?」と話をふること。
④話す人がいなくて場が保てないときは、自分の経験や弱さの情報公開をしてみ ると次のきっかけが生まれるときがあります。
⑤研究する人の苦労について、みんなで一緒に考えることができれば、上手な解答が見つからなくてもOKです。

というもの。

ためになる・・・

Mさんから聞いたのは具体的です。

1 初めのあいさつ
あまり発言のない参加者にお願いします
言葉につまるようなら耳打ちします「これから当事者研究ミーティングを始めます」



2 今日の理念
当事者研究の理念からひとつ選び誰かに読み上げてもらい
自分の経験からの意見を二人か三人位に話してもらう



3 報告
講演の報告や研究の実験結果の報告



4 今日のお題
時間の有る限りやります



5 終わりのあいさつ
1 と同様に「これで当事者研究ミーティングを終わります」




4 の進行について
基本形は大まかにすると

テーマタイトルを決める


↓


自己病名を決める


↓


苦労のプロフィールを話してもらう
その中で図式化出来たり循環図化出来たりする


↓


質問タイム
随時はさんでいく
テーマが皆の中で深まります


↓


対処法の更新
アイデア募集


↓


何となく納得
解決してないけどそのうち解消しそうな気がする
と本人に思ってもらえるラインが大切です
ズバリ解決したい!という衝動を抑えてKH(空気を外す)のが司会の力量です
肩透かしで行きましょう

ちょっと今度自分でまとめてみます。

今日は誤作動まみれでした。