エリコ新聞

小林エリコのブログです。

12月10日の夕刊フジで新刊が紹介されました

12月10日の夕刊フジで新刊が紹介されました。

担当さんから連絡をいただいて、仕事帰りにコンビニに寄ったのですが、すでに次の日の新聞になっていて、現物を手にすることができなかったのが残念です。

新刊、まだまだ話題です。よろしくお願いします。

 

12月18日に本屋litehouse幕張支店でミニコミ誌「車掌」の塔島さんとトークイベントをします。

新刊「私たち、まだ1回も生き切っていないのに」の発売を記念して、トークイベントを開催することになりました。出演者は新刊「芸は身を助く」に登場したミニコミ「車掌」の編集長塔島ひろみさんです。

塔島さんは、企画の面白さもすごいのですが「車掌文庫」では自分の子育てについても書いており、その中に出てくる素敵なエピソードとして「お金がないので、ほぼ肉を食べないのだが、トンカツがこの世に存在することを子供に知られないようにしていた」というエピソードがとても好きです。他にも、住んでいた自宅の天井が木製ゆえたわんできたところを突っ張り棒で支えていたなど、信じられないエピソードが多く、車掌関係のお知らせが郵送で来るときも、一度使った封筒を再利用しているなど、とにかく力強いです。

一度、「車掌」で「トレーディングカードをつける」というのをやった時、カードを入れるのが子供のテスト用紙だったりしたのも、懐かしい思い出です。

ミニコミを作るという形で長い間、関わってきた塔島さんと登壇できるのは非常に楽しみです。

ミニコミというのはマスコミの対義語にあたり、本当に小さな領域なのですが、そこに集まった人たちは似たような背景を持った人が多いような気がしています。

ぜひ聴きに来てください。

【日程】2021年12月18日(土)19:00〜20:30

【会場】本屋lighthouse幕張支店

【定員】店内:10名 配信:無制限(ツイキャス利用)

books-lighthouse.com

 

新刊をご購入いただいてから聞くと、より一層楽しめると思います。

 

 

 

11月23日の文学フリマ東京に出店します

11月23日(火・祝)に開催される文学フリマ東京に出店します。

 

bunfree.net

 

2021年11月23日(火祝) 12:00〜17:00

会場:東京流通センター 第一展示場

東京モノレール流通センター駅」徒歩1分

ブースは「ナ-24」サークル名は「小林エリコ」です。

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当日は新刊「私たち、まだ1回も人生を生き切っていないのに」のサイン本を販売します。

その他の既刊本も持っていきます。

同人誌の「エリコ新聞1」と過去の漫画も持っていきます。

フリーペーパーの「エリコ新聞」も配布します。最新号も持っていきます。

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今回の文フリも感染対策が必要ですので、以下の注意事項を読んでから来場してください。

bunfree.net

無理のない範囲で来てくださると嬉しいです。

すでに書店でお買い上げの本でも、持ってきてくださればサインをいたしますので、おっしゃってください。

当日はよろしくお願いいたします。

11月10日に幻冬舎から新刊「私たち、まだ人生を1回も生き切っていないのに」が発売されます

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はるな檸檬氏、感涙! 最初の自殺未遂から30年。誰よりも人付き合いが苦手だったあの頃。
「大丈夫?」「大丈夫だよ」 湿った暖かい手を握り、私たちはそっと歩き出す。


「孤独だったんですね」
その言葉を耳にして、私は喉の奥に何かが詰まり、次の言葉をつなげなくなった。自分が孤独だということは薄々感じていたけれど、それを認めたくなかったのだ――
いじめに遭っていた子供の頃、ペットのインコが友達だった。初めてできた恋人には、酷い扱いを受けた。たくさんの傷を負い、何度も死のうとしたけれど、死ねなかった。そんな私をここまで生かし続けたものは何だったのか。この世界には、まだ光り輝く何かが眠っているのかもしれない。そう思えた時、一歩ずつ歩き出すことができたのだ。
どん底を味わった著者が、人生で出会った人たちとの交流を見つめなおし、再生していく過程を描いた渾身のエッセイ。
「人生はクソだ。それでも生きてさえいれば、いつか必ず美しいものに巡り合う。そういうふうに、できている」――はるな檸檬

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新刊のお知らせです。

幻冬舎より11月10日に「私たち、まだ人生を1回も生き切っていないのに」が発売されます。

今回の作品は全て書き下ろしのエッセイ集になります。

今までの書籍は一貫したテーマや、貧困、家族関係、精神疾患など、福祉寄りのものが多いですが、今作は「人間関係」に重点を置き、過去の友人との思い出をエッセイとしてまとめました。

前編後編に分かれており、全編は苦しかった人間関係の話、後編は心温まる人との交流になっています。

私は合計で4回自殺未遂をしています。その時はここで人生を終わりにしても後悔は全くないと信じていますが、自殺に失敗した後の人生には、面白い人や優しい人との出会いが多かったです。

私は自殺に関して否定的ではないですし、死にたいほど辛い気持ちを心から理解していますが、人生というのは一度しかなく、死んでしまったら今の人生をもう一度、生きることはできません。

生き残ってもどうせゴミのような人生が続くだけだと思っていましたが、そんなことはありませんでした。

人生というのは良いことばかりではないと共に、悪いことばかりではありません。子供の頃はそんなことはない、自分の人生は悪いことばかりだと信じて疑わなかったけれど、歳をとってようやく、それは間違いだったと言えるようになりました。

私は兄から性虐待を受け、学校でいじめに遭い、大人になってからはブラック会社で働き、自殺未遂をして精神病院に入院しました。そのあとは実家で10年以上引きこもり、その後、生活保護を受けました。現在は不安定なパート勤務であり、成功とは無縁の人生だったと思います。それでも、人生はいいものだ、なぜなら私は一人でなく、共に生きてくれる友人たちがいるからだと胸を張って言えます。

たくさんの人に読んでもらいたい新作です。

私事ですが、この先、文章の仕事がなく、今後、単行本を出す予定もありません。もしかしたら、最後の単行本になる可能性もあります。なので、応援の意味も込めて、購入してくださると、とても嬉しいです。

 

ネット書店でも予約できますが、街の書店でも予約できます。個人的には街の本屋さんを応援したいので、住んでいるところの本屋さんで予約してくれると嬉しいです。

e-hon(ネットで注文して街の本屋さんで受け取り可能)

www.e-hon.ne.jp

honto(こちらも書店で受け取り可能)

honto.jp

 

本屋lighthouse(千葉で一番いけてる本屋さんです)

lighthouse24.thebase.in

・受け取れる本屋さんが近くにない場合でも、本屋さんに問い合わせてみてください。予約してくれます。

 

ネット書店でのご予約

books.rakuten.co.jp

www.hmv.co.jp

7net(セブンイレブン

https://7net.omni7.jp/detail/1107241777